こんにちは。みうです!!
先日まで代役公演を行なっていた1789におととい(24日)礼さんが復帰しました!!!本当によかった! 心配されていた喉や体調もTwitterを見る限り大丈夫なようです!これに関してはまた違うところで書きたいと思います。
今回は、先日見た月組大劇場公演「フリューゲル-君がくれた翼-」のキャスト別の感想を書きたいと思います!!中でも波線上の主な配役(月城・海乃・鳳月・風間)の方々に関して触れていきます!!
今回は、物語の内容にガツガツ触れていきます!!ここから先はネタバレ大注意です!!観劇されてから見るのをお勧めしますっ!!!
⚠︎ここから先ネタバレ大注意です!!
⚠︎読みやすくするため、生徒さんの名前を敬称略で書かせていただいています!!
⚠︎色々な感想がありますが、私が感じた感想です!!!!
長くなりますので、目次から気になるところだけ読んでください!(観劇レポ長くなりがちでごめんなさい!!)
それではレッツゴー!!!
月城かなとさん演じるヨナス・ハインリッヒ
れいこさんとにかくかっこいい!!とにかくとにかく美!!!美の暴力!!!でした!
月城さん演じる 東ドイツの人民軍広報部に務める軍人ヨナスは、しっかりとしていて優しさを持ち、周りから慕われている人。そんな彼がくらげちゃん(海乃)演じる世界的歌手のナディアの護衛をすることに…ヨナスは嫌がりつつも、任務にあたります。 ナディア(海乃)は自由奔放でヨナスとは馬が合わず、反発しあってばっかり…しかし、ナディア(海乃)が「フリューゲル」を歌い出し、ヨナスも一緒に歌ってから気が合うようになり、徐々に仲が深まっていきます
実は私、月組さんを生で観劇するのが2018年のエリザベートぶりで、れいこさん(月城)がトップになってから初めてなんです。(映像では見ましたが)そして感じたことは、れいこさんを筆頭に硬派な男役さんが多いということ! 特にれいこさん美の暴力に目が焼けるかと思いました(大袈裟)
セリから上がってくるれいこさんは優しい歌声にまさに「美」のビジュアル!なんか涙出てきちゃいました。
そして、「ハッピーエンドに憧れて〜」と歌い始めるんですが、斎藤先生!!いい歌詞書きすぎです!それを優しく暖かいれいこさんが歌うと自然と涙が…
改めて、れいこさんの声は暖かすぎて精神安定剤になると確信したしました!!
最初は渋々ナディア(海乃)の護衛をするヨナス(月城)ツンケンしている時ももちろんかっこいいのですが、ナディアと意気投合してからの優しさがたまらない!!
でも、強気なアイドル ナディアと優しく色々なところに連れて行ってあげるヨナスの関係性が、どうしても「今夜ロマンス劇場で」の二人に重なってしまって、あれ既視感….となりました笑
お母さんを愛する気持ちと、人を殺していたそんな母を愛せない気持ち、憎んでしまう自分…と心にさまざまな葛藤を抱えるヨナス。日々バタバタと過ぎてゆく日々の中でふと感じる母に対するモヤモヤがすごく見え隠れするんです…その度に胸がキュッとなります。
ナディアと監視台の上で「フリューゲル」を歌うシーンは、歌詞も相まって、二人の声が重なった時にボロ泣きしてしまいました笑
あと!第九を歌うれいこさんの巻き舌がカッコよすぎイケボすぎで震えました…第九ってあんなにカッコよくなるっけ!?と、そして東西皆で祈りや力、気持ちを込めて熱唱するもんだから私はボロボロ涙でした。
そして最後、記憶を失った母に再会し、母がナチスに行っていた真実を知り、「これからは毎日会えるよ」と声をかけ、一緒にフリューゲルを歌うシーンも私の涙腺は決壊し、ボロ泣きでした。
れいこさんのかっこよさ、涙出るし、罪です笑
海乃美月さん演じる ナディア・シュナイダー
くらげちゃん(海乃)が演じるのは、西ドイツの世界的ポップスター:ナディア・シュナイダー。 ナディアは東ドイツで行われる平和記念コンサートのために、ベルリンの壁を越えて東側にやってきます。そこでヨナスと出会い最初は反発しつつ徐々に惹かれていきます。
ナディアは派手派手な服が好きで、常に派手な服装を着ているのですが、めっちゃ似合っていて可愛過ぎました!!一般人では到底着こなせないような原色を何色も使っている服や柄柄な服、ヨナスに「なんですかその格好」みたいなことを言われるのですが、可愛すぎるので全然いいやん!と思っちゃいました笑
ホテルに着き、盗聴器で監視されているとわかったら、「お酒が欲しいな〜」「スイーツが欲しいな〜」とホテルマンを使い遊んでまうほど天真爛漫で明るく陽気かつ、「自分」をしっかりと持っている。芯のある女性が海ちゃん(海乃)にぴったりでした!!
たくさん文句を言って怒ってたかと思えば、子供のようにはしゃいで楽しそうに笑っていたり、コロコロ変わる気持ちに破綻がなく、急に!?とならないのは、海ちゃんの演技力あってこそなのだなと思います。(多分この性格がロマンス劇場の「子供ですか」と言われちゃう姫に似ている)
歌手なので、ステージで歌うシーンが何回かあるのですが、その時の歌がうま過ぎる!!!!普段の舞台の歌い方とは少し変えているのですが、中でも曲の最後の地声でのロングトーンが綺麗過ぎかつうま過ぎて、好き…もっと歌って!?となりました笑
また、母を憎んでしまうヨナスを励ます姿が素敵で、ヨナスには、「人殺しの母を持つ僕の気持ちがわかるか!」的なことを言われてしまいますが、最後までヨナスの母はいい人と信じて疑わないナディアがいたからこそ、ヨナスは母を完全には嫌いにならずにいれたのかな…なんて思いました。
経験豊富な海ちゃんが演じるナディアはとっても素敵でした!二人の歌声マッチしすぎでした!!
ヨナスの家で、「次は日本ツアー!宝塚歌劇団見れるし!」とちゃっかり、ショーの万華鏡百景色の宣伝をするトップコンビ可愛過ぎました!!
「まんが、きょう?」とゆっくり読むヨナスに「バンカキョウ!!」と教えるナディアこのやりとり2回もするの萌え萌えです笑 そしてしっかりお客さんにショーの名前を覚えてもらえるっていう!いいとこ取り!笑
ちなみに余談ですが、ヨナスとナディアの喧嘩シーン 「ない!」か「nein」かどっちなんでしょうか….笑 でも、neinだとドイツ語で「いいえ」の意味で、舞姫と同じになってしまうので、「ない!」の日本語の方なんですかね??笑
鳳月杏さん演じる ヘイムート・ヴォルフ
ちなつさん(鳳月)演じるヘイムートはヨナスと同じ東ドイツ側の人。国家保安省に勤めています。ヨナスの同期と書かれているので仲間かと思っていましたが、なかなかに敵でしたね笑
ヘイムート(鳳月)はひたすら東西の統一を阻止しようと動くのですが、結構手荒なことするんですよね…そしてまさかのヨナス(月城)まで逮捕しちゃって、爆弾までつけちゃう…いくらちなつさん(鳳月)でもダメです!!平和記念コンサート失敗したら第3次世界大戦になっていたかもなんですよ!?!?!わかってます!?!?!なんて思っちゃいました笑
でも、超絶かっこよくて憎めないんですよね…きっとヘイムートには彼なりの正義があって、描かれていないけど、なんでそこまで統合を嫌がるのかを考えたくなっちゃう。この魅力はきっと、ちなつさんだからこそなんだろうな…と思います!
そのヘイムートが描く「正義」に乗せられてベック(彩海)もヘイムート側に行っちゃうんだろうな…多分人望が厚い笑
男気があってかっこよくて、皆をぐいぐい引っ張っていく人望の厚さがちなつさんからバシバシ伝わってきました!でも、自死するまでと彼自身の正義が全く見えず、そこが少し見える脚本だったらもっと感情移入できたのかな??なんて思っちゃいました…(私が気づいていないだけだったらごめんなさい)
風間柚乃さん演じる:ルイス・ヴァーグナー
おだちん(風間)演じるルイスはナディア(海乃)のマネージャー。ですが、実はもう一つの顔があり、それは、エージェント!つまりスパイ。 洞察力と観察力でどんどんヘイムート(鳳月)らの企みをどんどん理解して動いていく!そして、ヨナスを牢獄から救うのもルイスなんですが、フツーに仕事早過ぎ!!
えーーールイスさん、ただのシゴデキ(仕事できる人)でした。以上笑
とはいかずに、、今回物語の中に笑いがあって、重めの話が少し軽くなっているんですが、フリューゲルお笑い担当ルイス!(風間)と言っても過言ではないほど、おだちんが面白い! 登場時の「ルイス・・・・・ヴァーーグナーですっっっ!!」みたいな言い方も絶妙だし、いろんなところでくすくすさせてくれる。間の取り方がうますぎ!
自分がスパイであることを話す歌では、ちょっと面白すぎて何言ってるかわかりませんでしたが笑
かっこいいと面白いのバランスが絶妙で、演技派すぎる!!!となりました。もう3番手だもんね??そりゃそうか…100期ってこの前まで新公出てなかった??(時間の流れが早すぎますね)
そんなこんなで、ルイスさん面白かったですっ!!
そういえば、エージェントと呼ばれた時は、SPY×FAMILY!?と思い、カーゲーベーと言われたらボンド!?カジノロワイヤル!?となり頭が忙しかったです笑
ついつい他の演目と繋いでしまう単純オタクですすみません笑(SPY×FAMILYに至っては宝塚じゃないし)
最後に
以上、主な配役の番手編でした!!こりゃいつになっても書き終わらんぞ笑
というわけで次からはどんどんいきたいと思います!
まだ一回しか観劇していませんので、かなり解像度が荒いですし、支離滅裂な感想を最後まで読んでくれてありがとうございます!!
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