【雪組東京】新人公演「ライラックの夢路」観劇感想(キャスト別)

宝塚観劇レポ

今更更新でごめんなさい!フリューゲル感想の途中ですが!!書き終わりましたので失礼します!

だいぶ遅くなりましたが、雪組ライラックの夢路の新公感想を書いていきたいと思います!!!

(大学の課題に追われ中々更新できていません…)

もう千秋楽も終わってしまったのに・・・すみません涙

⚠︎もう諦めて途中までしかかけていませんお許しください….

実はありがたい事にムラでも観劇させていただいたので、新公二度目です!成長ぶりが凄まじすぎたので感想を書かせてください!!!

⚠︎読みやすくするために敬称略を用いている所が多くあります。すみません!

⚠︎ネタバレ大有りです!!苦手な方はご注意ください!!

⚠︎私の感想と意見です!! 違うように感じた方もいると思います!!ご了承ください

全体感想 -ムラでの新公と比較して-

ムラの感想で、雪組の新公のレベルが高いと書いていたのですが、そこからさらにパワーアップしていました!

主演のお二人や、主な配役の子たちはもちろん、端にいたり、セリフがない子たちも熱がすごい!!本当にレベルアップすぎて、本当に新公!?!?と思うほどでした!!製鉄所とか歌のレベルが本公演レベルで凄すぎ!

今の新公ってこんなにレベル高いのですか!?!? 5年前くらいまで、音不安、声量が不安、滑舌不安…みんな頑張れ!!!と見るものだと勝手に思っていたんですけど、(生で見たことないくせにすみません)

でも、この新公不安げがほぼない!!普通に見入っちゃいました!!

ムラの新公では、本役さんをトレースし、忠実に演じている子が多い印象でしたが、今回の東京の新公では、さらにお役を深め、本役さんも大切にしつつ、自分のものとして演じている子が多いなと感じました!!

本役さんのトレースから、お役を自分のものに深めているなと強く感じたのが、ゲオルグ役の聖海由侑くんと、ディートリンデ役の愛陽みちちゃん、夢人・アーシャ役の千早真央ちゃんです!

後で詳しく個別感想を書きますね!

また、全体通して多い「ガヤの演技」これがとっても魅力的なんです!! 製鉄所のところとか目が足りないくらい楽しくて…くすくす笑ってしまいました笑

全体としては、本当に素晴らしすぎて、新公ということを忘れてしまう舞台でした!!

ここからはキャスト別の感想について書いていきます。

だいぶ期間が空いてしまったので、メインの方と、気になった方に絞ります!

キャスト別感想(覚えているだけ!!)

⚠︎かっこ()の中は本役さんの名前です!

お歌の成長凄まじいハインドリヒ役:紀城ゆりや(105期/研5)(本役:彩風咲奈)

今回ライラックの夢路で主演を演じたのは105期の紀城ゆりや君! 初主演ですが、東京を経て、さらに堂々とハインドリヒを演じていました!!

私、ムラの新公を見た後、のりぴー(紀城)のハインドリヒは若くて少しチャラいと書いたのですが、チャラさがなくなっていたというか、語尾がかなり落ち着いていたような気がしました。

それによってハインドリヒが大人っぽくなっていて、長男というのがさらに良く伝わってきました!!

そしてかっこよさも増しまし!!!

個人的に感じたことはお歌がさらにうまくなっていた!!ということです!かなり深みが増したような気がしました!

何よりも痺れたのが、一人舞台の真ん中で歌を歌い,

その途中にある

♪それを目指し、守るために出した結論 ”今” 躊躇わずに選んだ道に迷いが、もう引き戻せない、進むだけか….(歌7「迷い」)

という歌の中のセリフの「今」の言い方と声が本当にカッコ良すぎて、口が空いちゃうほど痺れました!!

紀城くん本当にお疲れ様でした!これからの活躍が楽しみです!!

凄まじいヒロイン力 エリーゼ役:音彩唯(105期/研5)(本役:夢白あや)

今回三度目のヒロインを務めた音彩唯ちゃん(はばまいちゃん)

今回の新公前に朝美さん主演の東上公演「海辺のストルーエンセ」で東上ヒロインを務め、(波線下)新公ヒロインは、シティーハンター/蒼穹の昴に続き3回目です。

はばまいちゃんの魅力は何と言っても「歌声」だと思います。今回のジュエル・ド・パリでもエトワールを務めとっても綺麗な歌声を響かせています。

今回も本当に歌声が綺麗で、低いところがさらにパワーアップしていて、本役さんを食ってしまいそうな勢いでした!

なのですが!!今回お歌と同じくらい光っていたのは「演技力」です!! 歌がうまいのは100も承知の上で、演技が凄まじいのです。

具体的にシーンを出すと、オーケストラの入団を女性だからという理由で断られた時に銀橋で歌い、その後ハインドリヒと話すシーン

歌う時から、悔しい気持ちがひしひし伝わっているのだけれど、その後の会話の中で、女性だからという考えに対する少しの怒りと悔しさ、なんで?という気持ち、でも諦めたくない…ほんっとうにいろんな気持ちが入り混じっているのが私たち客席に伝わってきて、私が苦しくなりました

他には、セリフとセリフをつなぐ「まあっ!」「え?」という反応がすごく上手で、セリフの掛け合いではなく、会話をしている感じで、とっても流れが綺麗でした!!

存在感すごい フランツ役: 華世京 (106期/研4)(本役:朝美絢)

かせきょー(華世くん)は存在感が本当にすごい!!生まれ持ったスタイルと華がすごくて、出てきたらついつい見てしまうほど目を惹かれました!

ムラの時よりも、メイクが本役のあーさに寄ったような気がしました。とっても素敵でした!

特に最初のメフィストフェレスのダンスが綺麗すぎて、すっごく目を奪われました…!

お歌はやはり新公主演を経験しているだけあり、安定していて綺麗な歌声でした。なんか、既に貫禄すらあるし、兄弟5人のダンスは本役のヨーゼフとして毎日踊っているのですが、フランツの時は本公演と踊り方、見せ方をガラッと変えていて…すげー!!!と心で叫びました笑(大人っぽく落ち着いた感じにしていました)

お芝居もセリフが明瞭で聴きやすく、気持ちが伝わってきて、こじらせ次男をうまく演じていました!

セリフが滑らかすぎる アントン役:苑利香輝(108期/研2)(本役:縣千)

今回、4番手のあがちん(縣千さん)のお役を演じたのは、108期の苑利香輝くん(えんりこ)!!108期は今年から研2なのでかなりの抜擢です!!

私、エンリコくんを今まで存じ上げず、ムラの新公で、なんだこのうますぎる子は!?!?となり、その後、本公演で、「こんなとこにも」「こんなとこにも!?」と認識していったのですが、、

本当にすごいんです!!!うまいんです!!!セリフがとっても滑らかで、滑舌が良くて、声もいい…

スッと心の中に入ってくる。

後半の、まだ少しお金が足りない…そんな流暢なことを言っている場合では無い…みたいなくだりのシーンでアントンが、カールたちを必死に止めているんですけど、お兄ちゃんたちの話も聞きたいけど、カールたちを止めないと!と、ハインドリヒ達とカール達を交互に見るアントンが可愛すぎました!!!

そしてダンスも大きくダイナミックで、まさかのお歌もとっっても聴きやすい!!そして、なんだかとっても可愛らしくて…

抜擢にしっかりと答えていました!まだまだ様々なお役が見たい!と思わせてくれるアントンでした!

可愛すぎ ヨーゼフ役:瞳月りく(107期/研3)(本役:華世京)

ヨーゼフ役を演じたのは107期の瞳月りく君

りく君はお耳がおきくて、小顔でとってもキュートな子という認識で、個人的には龍さんの下級生の頃と似ているような気がしています

線が細く、声もどちらかと言えば可愛らしく、病弱なのが容姿から伝わってくる。(本役のかせきょーは容姿が元気そうじゃ無いですか?? なんかライラック畑走り回ってそうな…??伝わります?)

なので、ヨーゼフはとってもお似合いで、かわいかったです! 死ぬ前のセリフ「4人を繋ぐ音楽に」みたいなところの言い回しがすっごく良くて、私は悲しくてボロボロ泣いてしまいました…

舞台をビシッと締める ゲオルグ役:聖海由侑(103期/研7)(本役:和希そら)

3番手、和希そらさんのお役を演じたのは、長の期の長でもある、せいみーこと聖海由侑くん。

個人的には、ムラの新公から一番変化があったように感じました!

ムラの時は、そらピが新公の舞台に出てる!?!?と思うほど丁寧にトレースしていたのですが、今回はトレースではなく、新たなゲオルグを演じていました!

全てを変えるのではなく、和希ゲオルグを参考にしつつ、なぞりつつも、自分流に少し変化させたり、声はあまり寄せていなかったり…

ウェーバー少佐に喧嘩をふっかけられ、「いえ、私は寛容な人間ですので」というシーンでは怒りを押し殺しているのが肩の震えや息遣いから感じられて、本当にドロイゼンの一家を誇りに思っているのだなと感じました。

ハインドリヒ・フランツ・ゲオルグで歌う鉄ソングは、せいみーが歌い始めた途端深みが増し、初っ端、緊張気味の下級生をぐいぐい引っ張っていました。

長の期の挨拶もしっかりしていました!103期は新公残すところあと一作ですので無事やり切れるといいなと思います!

と、ここまで書いて長くなり過ぎだし、もう新公いつの話?となりつつあるので、サクサク行きます!(編集を加えた日が既に8月頭笑)

その他の配役雑感

マイネック夫人を演じた麻花すわんちゃんがめっちゃうまい!すわんちゃんって個人的には花のダンスも綺麗でバレエ系のダンスが得意なのかな?と思っていたのですが….おばさま役をとんでもなく自然にかつコミカルに演じていました。

旦那さんが寄ってしまったところとか面白すぎて、笑いが起こりました笑

童顔で、可愛らしい印象でしたが、ギャップにやれらました…!

もう記憶も怪しいので、ここら辺で終わりにしますが…

最後に一つだけ、今回新公初参加の律希奏くんがカッコ良すぎる!!実は、えりちゃん(律希奏)が出演することが決まり、急遽チケットを探して運良く譲ってもらえたのですが、初舞台生なのに、カッコ良すぎるんです!!

茶色のスーツっぽいものを着ていて、農民のお役をしているのですが、キリッとしていて、足が長くて….笑うと可愛くて!!えりさんの最初の新公見れて本当によかった!!!!!

もう8月も終わります…え??新公って6月だよね…本当に寝かせすぎました。

今度から観劇してすぐ、出来立てでお届けしたいです…

1789も鴛鴦も、ほぼ感想書けてないのですが!!!!!とりあえずフリューゲルについて書きます!

長々読んでくれてありがとうございます!ではまた!

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