ライラックの夢路「新人公演」観劇感想!!①

宝塚観劇レポ

先日(5月11日)「ライラックの夢路」ムラの新人公演が行われました。

現在劇団は105期を推し中のようで、今回「ライラックの夢路」では105期の同期コンビが主演を果たしています。

私は、運良くチケットを譲ってもらい、初めて生で新人公演を観劇することができました!!

大劇場にはもう何回も行っているのに、当日は行くまでもソワソワし、ついてからも私が緊張しまくりでした。

主演コンビは105期の同期コンビ!紀城ゆりや君と、音彩唯ちゃん、本当にお疲れ様でした!!!

紀城ゆりや君は初主演で、本当に緊張したと思います。カーテンコールのコメントでは泣きながらもしっかりと、周囲への感謝を伝えていました。

今回は、全体的な感想と、波線上の3人(紀城・音彩・華世)について書いていこうと思います。

次回、そのほかのキャストと、印象的なシーンについて書きたいと思います。

ここからは、ネタバレありで感想を書いていくので、まだ物語見ていないよという方はご注意ください!!

※読みづらくなるので、生徒さんのお名前を愛称&敬称略しているところがあります。

新人公演らしくフレッシュでレベルが高いライラックの夢路!!

まず、全体を通して感じたことは、雪組の新人公演のレベルの高さです。とってもフレッシュな舞台でした

全体を通して、歌える・踊れる・演技できる子たちばっかりだった印象です。心配というか…新公特有の危なっかしさがほとんどなかったのが本当にすごいな…と思いました!!(紀城君のお歌が少し頑張れ!となったけど、全然よかった!映像で見たらめちゃうまだったような??

新人公演って、多くの場合、物語に集中するよりも、お歌頑張れ!緊張してるけど頑張れ!!と、個人に感情移入するじゃないですか??でも!今回私はしっかりお芝居に入り込めました!

「うたかたの恋」もなんだかんだ物語に入り込んでましたけど(笑)

下級生まで、歌えて・踊れて、演技ができるからこそ、本公演にすごく厚みがあるんだなと新公を見てから感じました。

新公初主演!ハインドリヒ役:紀城ゆりや(本役:彩風咲奈)

のりぴーこと紀城ゆりや君(105期)は、今回が新公初主演でした。

ちなみに、前作「蒼穹の昴」では順桂(本役:3番手の和希)を演じ、その前作「夢介千両みやげ (本役:綾 退団済)のお役を演じたそうです。

初めての主演で大劇場公演はとっても緊張していたと思いますが、大健闘していたと思います。真ん中に立つとキラキラしてて!!

咲ちゃんとのりぴー(紀城)の雰囲気が私の中でかなり異なっていたので、どんなハインドリヒが出てくるんだろうと思っていたのですが、髪の毛も、お衣装もとってもお似合いでした!!スタイルが良い!!!

咲ちゃんよりは若く、フレッシュで熱いハインドリヒ兄さんを演じていました!少しだけ語尾がチャラかったのが癖?なのかな・・・

歌に不安が残っていたのかなとも思いましたが、スカイステージの動画で歌声をきたら、うまい!!と思いました。なので、苦手な音程とかがもう少しなのかな〜??と

一つ思ったのは、のりぴーの歌声が、若干あーさに似てるのではということです。めっちゃ似てる!!というわけではないのですが、歌声の特に高いところに朝美さんっぽさが…そして今後、急成長しそうだなと思いました

あーさも下級生の頃はめっちゃ歌うま!!というわけではなかったのですが、雪組に組み替えした後に急に歌の上手さが激増したように思います

サンジュストの時、国王裁判で歌い出したあーさに痺れた記憶があります(笑)

というわけで、のりぴーも現時点では歌うまジェンヌとまでは行かないかもですが、今後急に大成長する日が来そう!!と感じました。

兎にも角にも、のりぴーおつかれまさまです!!!よかったです!!

貫禄すらある?エリーゼ役:音彩唯(本役:夢白あや)

今回、新人公演ヒロイン三度目を射止めたのが、はばまいちゃんこと音彩唯ちゃん(105期)!!

はばまいちゃん(音彩)は、咲ちゃんのお披露目公演「シティーハンター」で初ヒロイン、前作「蒼穹の昴」で二度目のヒロイン、そして今作までの期間に朝美絢主演の東上公演「海辺のストルーエンセ」でヒロイン(波線下)を演じました。

経験十分のはばまいちゃんが今回満を持して挑む3回目の主演、エリーゼ(本役:夢白)は舞台に出てきた時から、なんというヒロイン力!!!貫禄すら感じられる素晴らしい出来だったと思います!

最初のセリフから、緊張という言葉を知らないのでは?というくらい堂々としていて驚きました。

はばまいちゃんの何がいいって、歌声だと思います。低い音程はもう少しかもしれませんが、高音域が綺麗すぎて、本役を食ってしまう勢いでした(笑)

滑舌も良く、歌詞も聞き取りやすく、聞き心地の良い歌でした!(オデッセイで美穂さんの代役に選ばれるほどですものね!ちなみにその映像は見られないのですか?劇団さん!!

セリフの滑舌も非常に良いのが強みですよね!!

ほぼ完璧すぎて、「あなた誰のお嫁になるのかしら?」と楽しみになりました。

一つだけ、最後の最後、ジュエリーを買ってくれたディートリンデを紹介するところで、分かりやすく噛んでしまったことが悔しかったのではないかな…思いました。

でも本当によかったよ!!はばまいちゃん!

安定感増し増し!!フランツ役:華世京(本役:朝美絢)

今作、2番手朝美さんのお役を演じたのが、今年研4になった華世京くん!

前作「蒼穹の昴」では、研3にして初主演をされていました。短い映像を見る限り堂々としており、歌も安定しているように感じました。さきちゃんのお役が似合う印象がありました。

そして今作、観劇して感じたことが、歌も演技も安定しすぎている!!ということです。

あーさとは異なる役作りだったのかな?と思いますが、声の太さ、身長、立姿から、お兄ちゃん感が強く出ていて、とてもよかったです!

高音は少しきつそうでしたが、歌声もとっても綺麗で、これから一人っ子政策に乗っかり、トップ街道を走るのか?いや一人っ子政策しなくてもトップ街道を走っていきそう!!と考えていました

私が大好きなフランツの嫉妬のシーン「壁ドン」「ん!!」はあーさほど大きくないですが、密かなる悔しさが見えてよかったです。

もう一曲、ディートリンデと別れる時に自分の気持ちを歌う、音高めの曲は少し難しそうでしたが、あーさよりも感情が抑えめで、これも良い!!となりました!!

これからの期待が止まないかせきょー君のフランツでした!お疲れ様!!!

今回はここまでにして、他の役は次に書きたいと思います!

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