謝珠栄先生が描く「ライラックの夢路」−演目に対しての感想レポ−

宝塚観劇レポ

雪組公演「ライラックの夢路」を4月後半からゴールデンウィークで5回見るという短期集中型で感激し、My楽を終えてきました笑(追記:気づいたらもう6月入ってました…寝かせすぎ)

今回は、ライラックの物語に焦点を当て、謝先生が描く物語・演出・振り付けについて私が思ったことを書いていきたいと思います。

物語の本筋に触れていくため、大ネタバレです!!まだ見ていない人は是非観劇してから見てもらえると嬉しいです!

不評が多い??「ライラックの夢路」

TwitterやYouTube、ブログレポを読んでいて思ったことは、不評が多いということなんですよね…

友人にも、ショーはめっちゃ良かったけど、物語は分かりにくくてあんまりかな。。。という感想をいただいた。

ブログやSNS では、「色々起こりすぎで感情移入できない」「夢人がいまいちわからない」「急に歌い始める」などなど…めっちゃ好き!!という意見はあまり多く見られませんでした。

では、私はどうだったのかというと…よかったと思います!!!!

10段階で評価して5を普通とするなら、星7くらい(笑)

確かにごちゃごちゃしていたような気はしますが、それもうまくまとまり、幸せな作品になっていたと思いました。

私的には、舞台の使い方かなりオシャレだと思いました!別に豪華な何かがあるわけでもないのに、いろいろな表現ができていて、電飾の色合いもオシャレだし、製鉄所の赤い溶解炉?もかなりおしゃれでした!

私は好き!

完全ネタバレ編

本作に盛り込まれていた要素としては。

①鉄道産業の発展 ②兄弟愛 ③恋愛 ③女性差別 ④異端な者 

だったかな…と思います。

人が人を繋げていくという、なんかホッコリ、暖かい物語だったかな…と思います

確かに、途中であすさん演じるウェーバー少佐がイヤーなことしたり、ひまりちゃん演じるディートリンデがいやーな感じになったり、あーさ演じるフランツが、こじらせちゃったり…バタバタしつつも最終的には全てがつながり、いい結果に向かっていくという

個人的にはいい流れだと思ったのにな。

なんで酷評多いんだろう?と考えてみたところ、

長兄(ちょうけい)とか騎士道とかm小難しい言葉が多いからかも?? 私は語彙力ないので、小難しい単語の意味理解までは全くできていないです(笑)でもなんとなくの雰囲気はわかったので問題なしでした

でも、確かにこの物語、ミュージカルではなく、ストレートプレイでやられたら、、、寝ちゃうかも・・・関税同盟とかね…わからないもの(小声)

あったかい物語に、雪組の音楽・歌・ダンスがあるから見応え十分なんだろうな

好き嫌いはあるかもですが、私は大好きです。まだ東京で2回見る予定だし!!

私の好みな歌とダンス

今作は何と言っても、音楽・歌・ダンスがとっても良いいのです!!

良いというか、私好みです(笑)

謝先生って、不思議な振り付けあると思うんですけど、それがなんか癖になるっていうか…

咲ちゃん・あーさ・かずそら3人の鉄ソングなんて、まさに不思議な感じなんです、ダンスも含めて。でも、めっちゃクセになるんです(笑)

独特な振りと音楽、頭に張り付いてきます。すきです。

もう少しパンフレットに載せる曲増やしてほいい!と思うほどです(いつも思っているような)

製鉄所の始まり方とかダンスとかも癖になります… あそこは雪組の身体能力すご!!となりますよね

結論:ライラックの夢路、私は好き!

「ライラックの夢路」いろいろな意見があると思いますが、私は好きです!意外と中だるみしなくて、気づいたら、え?5人歌ってる!?ってことはもう終わる!?となってます

なんか、噛めば噛むほど美味しくなるスルメイカみたいな(例え悪いでしょうか?)

とにかく見れば見るほど、味わい深いのです笑

物語の流れも、おおよそはすぐわかるというのも良いと思います、ホフマンとか、株とか、関税同盟とか、難しいのは放っておけば良いのです!!(持論)

わからなくてもわかります!!(笑)

東京からは、初舞台生の雪組配属の子たちが合流するので、とっても楽しみで注目しています!!!

無事に初日の幕が開きますように…

配役に関しての感想も書きたいです

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