雪組ベルサイユのばら新人公演から約1週間経ってしまいましたが、第二弾として、全体の感想と主な配役について感想を書いていきたいと思います!!
第一弾は、大好きで、大応援しているジェローデル役の律希奏くんについて書きました!気になる方は以下からどうぞ!
奏くんを応援しているため、奏くんと出番がかぶっている場所はレポが薄めです…ご了承ください
全体的にハイレベルすぎる新公
まずは…蒼波くん・華ちゃん!本当におめでとうございます!そして…お疲れ様でした!!!
今回の新人公演、Twitter(現X)のレポを見てもわかる通り、とんでもなくハイレベルでした。その主演コンビが初主演・初ヒロインというのが本当にすごい…..
幕開きから、蒼波くんの安定感あり、伸びのある歌声。そこからさらに深みを増す周りの演技….
新公主演の二人は初めてですが、超実力派。そしてその脇を固めるのが新公主演経験者の 紀城・華世・音彩 (敬称略) という….!!
そして専科生の役を演じたみんなも深みがすごく….
個人的には私が観劇した新公の中では一番レベルが高かったように感じるほど!!皆が皆、うますぎました!!!
ベルサイユのばらは、宝塚の伝統的な作品であり、専科生も多く出演する作品。下級生だけで作り上げるのはかなり難しかっただろうに、雪っ子の実力を見せつけられたような感じでした!!
とりあえず後から各々語りますが、箇条書きでよかったポイントを走り書き
・よっしーフェルゼン歌うますぎ
・はなちゃんマリー可憐なのに母としての切り替えがうますぎ
・牢獄大感動・大号泣
・かせきょー&えんりこばらの精最高
・ねいろちゃんの芝居心...!!
・えんりこ&奏くんは本当に研3、研2?
・まるちゃん(華純)モンゼットうますぎ。発声がおばさま
・あんな可愛い あこちゃん(麻花)のシッシーナうますぎて三度見....
・シッシーナ失神しそうをぶっこむ あこちゃん
・美しすぎ・たまに後ろに朝美さんみえるのりぴーオスカル
・流石すぎのかせきょーアンドレ
・今宵一夜はアダルティ
・駆けろペガサスがうますぎて圧巻
・霧乃メルシー伯爵が深みがありうますぎる
・音綺みあちゃん、いい役つかなかったのはたくさんバイトさせるためか!と納得 歌うますぎた
・革命のダンスカットしなかった先生ありがとう!!!
・バスティーユ前のお母さんしてる紗あらちゃんうますぎて爆泣き
・きっすい王様 柔らかく優しくでもって覚悟のある感じ素敵すぎ
・結翔くん小公子可愛すぎ
・せれーなジャンヌ大人っぽく腹黒い!!
・はばまいロザリー天真爛漫な感じが似合いすぎ、からの牢獄の演じ分け涙
とこんな感じで描ききれないくらい、みんなうますぎたんです.....!!!
新公バージョンの変更点
うまく、細かいセリフをカットしていくことで、シーンを多く減らすことなく作っていました!
カットになったのは
・1幕幕開き ごらんなさい
・市民たちの広場に、モンゼットとシッシーナが行き、国王派とバレて処刑されるシーン
・2幕3シーン目のバラの精とフェルゼンのプロローグ
おそらくこの3つ…3つ目はあまり記憶がないですが…
ここ以外は順番を少し変更したりしつつ、大きなカットはありませんでした。
順番が変更されたのは、バスティーユの回想シーン
ジェローデル(律希)がフェルゼン(蒼波)を訪ね、帰ってきて欲しい、「オスカルが死んだ」と伝えるタイミングで、バスティーユの回想に入ります。この流れは個人的にはかなりスッと入ってわかりやすかったです!!
本公演でこれをやってしまうと、オスカル・アンドレが2幕一度も出演しないことになるので、新公ならではですが….
新公の2幕は(休憩はないですが)
ご覧なさい!→ 革命の市民ダンスナンバー → チュイルリー宮 → カーテン前のロザリーベルナール → 国境近く(農民たち) → 馬車 → 牢獄 → 断頭台
で終わるので、かなり短かったです。
フェルゼンを除いて、変更が大変だったのが、おそらく、ジェローデル(律希)。研2とは思えない落ち着いたお芝居でした。
そして、もう一つ個人的に好みだった変更は、
幕前でのベルナールのセリフ
ロザリーがベルナールの変な動きに気づき、「あなた何をしようとしているの? 答えて!」(意訳)というところの返しが、本公演バージョンでは
確かに、確かに と接続詞の「確かに」が2回連続で続いています。ここがどうしても気になってしまっていたので新公ではスッキリわかりやすくてとってもよかったです!!
もうすでに長くなってる….すみません涙
初主演 フェルゼン:蒼波黎也(104期)(彩風咲奈)
長の期の長であり、今回初主演を務めたのが、よっしーこと蒼波黎也くん!!
今まで、すっごく目立つという印象はないものの、本公演も新人公演もなんでもそつなく上手くできるというイメージを勝手に持っていました。
今回の新公は ごらんなさい♪がカットされ、幕開きよっしーフェルゼンが一人でセリフを言い、歌を歌い銀橋を渡るという、かなりプレッシャーのかかる幕開きになりました。
しかし、よっしーフェルゼンは落ち着いていて、流石に幕開きはうっすら緊張が見えたものの、安定した深みのある発声でセリフを発し、
綺麗でかっこいい歌声で伸びやかに歌い、見事すぎる始まり….よっしーの安定感ある始まりで、一気にベルサイユのばらの世界観に引き摺り込まれました!!!
余談ですが、友人が友会で当ててくれた最前列から見るよっしーフェルゼンの銀橋渡りカッコよく美しすぎて初っ端から記憶飛ばしそうでした笑
もうとにかく、歌、お芝居ダンス共にうますぎて…何度心の中でうま!!って言ったことか….
全部良すぎたのですが、特に!!馬車がうますぎる
幕開く前のセリフの発し方、タイをほどく姿、からの伸びがあり深みもあり響く歌声。。。
うますぎて圧巻でした!!!!
初ヒロイン:マリーアントワネット 白綺華(107期)(夢白あや)
今回初ヒロインを演じたのが、107期主席の はなちゃん(白綺華)
主席でありながら、目立つ役は少なく、もっと活躍して欲しかったので、今回配役が出た時嬉しかったです!!(雪組は主席が多すぎなんですよね)
絶対上手いだろうなと始まる前から思っていましたが、そりゃもう うますぎて!!
予想を遥かに上回る安定感!!
マリーが先導するマリー・フェルゼン・オスカルの「♪叶わぬ恋とは知りながら〜」の歌声…美しすぎて…
おそらく緊張もされたと思いますが、歌い出して数秒したら、綺麗で伸びやかな歌声をご披露。
美しすぎて吸い込まれそうだった….
華ちゃんは歌声が武器だと思っていたのですが(双曲線上のアマーリアから) 可憐な少女から、王妃として決意したのちの演じ分けがすっごく素敵で
演じ分けすぎても別人のようになってしまうところを、成長として上手く表現していたと思います
(上からみたいになってしまってすみません)
王様が処刑され、歌う王妃の威厳ソングは、私がボロ泣きするほど… 歌の最初は、自分の現実に嘆く様子もあり、そこから腹を括る気持ち・感情が歌に乗っかりストレートに客席に伝わってきました
牢獄のシーンも、華ちゃんの芝居心の高さに大泣きしたシーン。
新公って頑張れ!となり、物語自体からの感動は薄くなるんですが、今回は、マリーの決意、生き方などからすごく感動しました。
全てを失った王妃が母親として・フランスの王妃として死を選ぶ姿が本当に苦しくて。。。
はなちゃんの腹の座った牢獄での王妃としての生き方に本当に感動しました!!!!
おわりに
本当はオスカル・アンドレで書く予定でしたが、長くなってしまったので、オスカルアンドレは次に書きたいと思います!!
とにかくレベルの高かった新人公演。よかった場所を皆さんにお伝えし切れるか怪しいですが、できる限り詳細によかったところを書きたいと思ってます!
最後まで読んでくださった方がもしいれば、いいねくださると励みになります!!
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