みなさんこんにちは!みうです!
まだまだ落ち着かない日が続いていますが、雪組大劇場公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」の観劇感想をお伝えしていきたいと思います!!
待ちに待った、ご贔屓様(律希奏くん)が初めて雪組生として大劇場に立つ舞台!!えりちゃん、とっても可愛くて、かっこよかったです!! えりちゃん(律希奏)の感想は、別のところでじっくり語ります!
今回は、第一弾、物語編と題しまして、物語全体の感想を書いていきます!
物語、笑えて、ホロっとする、素敵な舞台でした!!
⚠︎読みやすくするために敬称略を用いている所があります。すみません!
⚠︎ネタバレたくさんあります!!苦手な方はご注意ください!!
⚠︎私の感想と意見です!! 違うように感じた方もいると思います!!ご了承ください
生田先生ありがとう!!そしておめでとう!
きいちゃんこと(真彩希帆)とご結婚された生田先生、今作はハッピーニューミュージカルの何ふさわしい、ハッピーでほろっとできる初めて見た系統の作品でした!!
まずは、お芝居のプリセットがめっちゃ素敵!
髭つけてる咲さんはもうカッコ良すぎるし、あやちゃんのハイテンションは可愛すぎるし、ホームズで明るくノリノリで歌い踊ったかと思ったら、悪魔にもなるあーさ(朝美)なんて最高やん??
そして終始様子のおかしいあがちん(縣)に、キリッとスマートなのに、駄々もこねる、抱きつく、そらぴ(和希)
さんちゃん(咲城)はいちゃん(眞ノ宮)コンビの可愛さと、ひまりちゃんのお姉様感…
個人的には、キャストの布陣が下級生に至るまで、最高でした!!!
生田先生ありがとう!!そして、パンフレットの写真に、結婚指輪のついた手を映り込ませてくれて、ありがとうございます! ご馳走様です(笑)
あとえりちゃん(律希)に警官衣装と、執事のピンクの衣装着せてくれた先生、大好きです。。。!!
「自分の人生を大切に」という温かいメッセージ
主にあがちん(縣)がコメディー部分を引っ張り、全体としてクスクス笑ってしまう、楽しい作品である一方で、人生についても考えさせられる作品でもありました。
アーサー・コナン・ドイルという一人の作家がどのように作られていったか。
ドイルを取り巻く家族の複雑性と、従来の考え方であれば、父親が子供を捨てて、母親が子供を守り育てるという話の流れにしてしまいそうなところを、本当に子供(ドイル)を思っているのは、アルコール依存症でもある父親で、母親は男の人と愛し合って暮らしている。
組長さん演じる父親が、子供達を思う姿に感動しました。
一貫してあるメッセージは、「あなたの人生はあなたのもの」 だし、 「私の人生は私のもの」 だけど、誰かにとってあなたは人生の大切な一部なんだよ。という温かいメッセージ。
誰にも支配されない。人生の主人は自分自身。 だけど、人生には大切な人がいて、その人と、互いの人生を尊重しながらも自分の人生も尊重し、大切にしていく。
(特に編集長であるそらぴとの関わりはこんなメッセージが強かったなと)
そうやって人生の1ページを大切に紡いでいく。そんなメッセージを受け取りました。
そして、想像力の中には、人生を共にしてくれるもう一人の私がいて人生を応援してくれているんだなって。
今後の人生に悩む私からしたらすごく響いて、感動しました。
後半の解釈の難しさ
後半の解釈に少し悩みました。難しかった気もしました。どこかと言うと…
想像の世界に入ってきたルイーザ(夢白)と何も考えず入ってきた、モリアーティー教授に扮したドイル(彩風)とホームズがライヘンバッハの滝から落ち、その後ルイーザが病気になるところ。
そうして、ホームズがあやちゃんの病気を魔法(?)で治すところ…あれはどういうことだったのか?
わかるようでわからなくて、想像の世界と現実が融合したのかな?誰か解釈わかる人教えてください。。。涙
退団する和希の立ち位置と花向けの演出が好き
今作を最後に退団することになる、そらぴ(和希)
なんでもできるスーパー実力派で華もある素敵な方。その最後が編集長です。
配役を見た時は、編集長どんな関わりをするんだろう?と思っていたのですが、あやちゃんに抱きつき、咲さんに抱きつき、駄々をこね、カッコ良すぎる歌声を大披露!
もう本当に輝いていました。
ドイルがいなくなってしまい困る編集部で、
「そーだ!なんで気づかなかったんだろう!今日限りで退職させていただきます〜!(キリッ)」
とキッパリサッパリ言って、なんかそらさんらしいなと…
その後、「ドイルに何処か行くんですか?編集長?」と聞かれ、
「くっそー!どこにも行かないよー!」(ニュアンス)と言っていて…
このセリフ通り、まだまだ宝塚にいてください…と悲しくなりました(涙)
そして、最後のシーンでセリフはないけど舞台上にいて、上手のあーさはセリ下がる一方で、そらぴ(和希)は自分の足で歩いてはけていく。
「自分で選んだ道だから」というメッセージに見えて仕方がない、妄想強めの宝塚オタクでした。
舞台セットの魅力
今作は舞台セットがとっても魅力的でした!
幕が開く前のプリセットは編集室!机が全部、本になっていてとっても可愛いんです!!
そして、咲さんの部屋もセットが本が積み上がっている感じになっていて…
壁に文字がたくさん書かれていたり、鏡になっていたり…
こだわりがぎゅっと詰まっています!!
細かいところも素敵なので、ぜひ見てみてください!
終わりに
全体を通して素敵すぎる作品。
この後はショーの感想と、各キャストの感想、そして、ご贔屓様のえりちゃんについて書きたいと思いますー!
講演期間は短いですが、雪組の皆さんが笑顔で舞台を届けてくれているので、私も客席から笑顔を届けたいと思います!!
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