「花組」聖乃あすか主演!「舞姫」観劇感想

宝塚観劇レポ

こんにちは!女子大生のヅカブログの主「みう」です!

7日に観劇予定だった1789が休演になり、そこから休演期間が伸び…星担の皆様はもうメンタルボロボロだと思います…星担じゃなくてもボロボロですよね(涙)

そしてついに!星組「1789バスティーユの恋人たち」が18日から再開することになりました!!!(大歓喜!!!)

ですが、稽古期間が少なすぎる新人公演はムラでは見送りになるそうです… ちづるちゃんとかずとくんの105期コンビの主演となる予定でした。 稀惺かずと君はついに、満を持しての主演!という感じでしたので、この機会を逃すのは惜しいですよね…

ですが、とにかく、再開できるのが嬉しいですよね…心配事はつきませんが、星組さんが東京まで走りきれることを祈っています。

前置きが長くなりすぎましたが、今回は、聖乃あすかさん主演!「舞姫」の観劇感想を書いていきたいと思います。

もう千秋楽は1ヶ月ほど前に終わっていますが、ネタバレが苦手な方はご注意ください!!!!

「舞姫」という作品に一言申したい!!

花組バウホール公演「舞姫」とーーーってもよかったです。

ですが!!!わたくし、この作品自体に一言、言いたいのです。

豊太郎ひどすぎませんか!?!?!結構最低じゃないですか!?

あんなに、愛を確認し合い、ずっと一緒にいるよと言った彼女が流産して、心が病んでしまったのに、置いて日本に帰ります???

と、思いました(笑)

でも、豊太郎最低じゃない?と気づいたのは、観劇してから2日後くらい(笑)

なぜって??(ルキーニ風)

ほのかちゃん(聖乃あすか)筆頭に花組バウ組が作る「舞姫」がとんでもなく良すぎて、とにかく感動で、大泣きだったから!!!

というわけで、ほのかちゃん主演の「舞姫」とってもよかったのです!!

私的に、演出もかなり好みで、抽象的かつ綺麗な感じ、床の板が動いて、豊太郎とエリスが近づけない演出とか私得!!!って感じでした。

上田景子先生アリガトウ! でも、エリスの最初の曲だけは、「ミュージカルって急に歌うだすから嫌い」というミュージカル苦手な人の気持ちがわかりました(笑)

急すぎるし、中途半端な歌とセリフで、、なんか私には少し違和感でした。あわちゃん(美羽愛)は可愛いのだけどね

キャストごとの感想

あんまり長くならないように頑張ります(笑)

私の記憶がある方限定にしています。抜け落ちている方ごめんなさい。

豊太郎:聖乃あすか(100期)

まずは主演のほのかちゃん(聖乃)

何と言ってもビジュアルが良い。綺麗。本当に美しい。

私、バウホールの最後列のドセンで観劇させてもらったのですが、もう視線がバシバシ!!

勘違いでも良いのです!! バシバシ視線がきて綺麗すぎて、なんか疲れました(笑)

そして、歌がとっても上手い!千秋楽の日は喉の調子が思わしくなかったというツイートを多くみましたが、前日に観劇した時はとっても綺麗でした。

ほのかちゃんって声が柔らかくて、暖かい気がするんですよね。包み込んでくれそうな感じ、すごく素敵でした。

今回の観劇で、目の演技がとっても上手いことに気づきました。オペラ離せなくなり、困りましたが、とっても目からエネルギーとか気持ちが伝わってきました。

また、だいや君演じる馳芳次郎と話している時に出る、日本の方言(?)がたまらなく良いのです。

方言フェチの人にはたまらなかったのではないでしょうか?私もその一人です(笑)

ポーの一族の新公(いつの話?って感じですみません)とかお歌もセリフも、がんばれー!!と応援したくなる感じだったのですが、豊太郎は優しい大人で、もう頼られまくり!という感じで、

成長というか、もう別人みたいなんです!5年でこんなに変わりますか!?

これからも、スター街道を走り、花組を支える人なんだな、としみじみ感じました

馳芳次郎:侑輝大弥(102期)

続いて、だいや君演じる馳芳次郎。 ワタクシ、実は、今回のMVPはだいや君だと思っています。

とんでもない芝居力を見せつけられた気がしました。

ボロボロの服を見に纏い、力強く歌う姿はカッコ良く、お金がないながらにもやりたいことに向かって突き進む姿がとっても強く、でもどこか儚く、素晴らしすぎる演技でした。

何と言っても、やつれて、病気になってからの演技と、死ぬ間際の演技が素晴らしすぎて…

辛そうに、悔しそうに、日本を思い出しながら、本当は日本に帰りたいという少しの思いを胸に抱きつつ、死ぬ間際に豊太郎と話す姿は、辛すぎて、、

だいや君の綺麗なお顔から、大きな涙がボロボロ溢れて、胸元まで滴っているのです。

(あの胸元は見てもいいところですよね??だいぶ開いてましたけど!!!)

「お粥さん食いたかったな、真っ白なお粥さん」の台詞で伝わってくる日本への想いと、帰る手立てもなく、愛する彼女を置いていけないという彼の優しさと、油絵をやりたくてドイツに来たという意地だがあるけれど、苦しい生活とうまくいかない日々…いろんな気持ちがあったと思います。

あんなに役に寄り添って、役として泣いている姿を見せつけられたら、客席も泣きますよね…

客席にいる私もボロボロ泣いてしまいました。

ヨシ(馳芳次郎)が死に際に日本の未来を託すことによって、トヨ(豊太郎)は日本に帰る決心も付き、物語が終わりに向かうのですが、彼がいたことにより、私費留学のキツさや、豊太郎の本当の思い、国を愛する気持ちが引き立っていました。

「舞姫」という物語は彼なしに成り立たなかったと思います。

(原作にはでてこないらしいのだけど、どう描かれているんだろう…??)

だいや君は少々遅咲きのスターさんですが、新公主演も行っていますし、これから、花組を担うスターとしての立ち位置を確立されていくのかな、と思います! これからも大注目のスターさんです。

エリス:美羽愛(104期)

今回波線上のヒロイン「エリス」を演じたあわちゃん(美羽愛)

前回の別箱(バウホール公演)「殉情」に続いての波線上ヒロインです!

前回ははなこちゃん(一之瀬航季)とでしたが、今回はほのかちゃん(聖乃)とコンビ!

私的あわちゃんの魅力は、何と言っても美しすぎるお顔!!

あーさ(朝美絢)のフォトブックに出演していた時から、なんだこの可愛い子は!?と驚いた人も多いのではないでしょうか? いや本当に可愛かった、

舞台でのあわちゃんに関する知識が少ないのですが、殉情の春琴より、今回のエリスの方が、持ち味に合っており、演じやすかったのかな?と思いました。

とにかく可愛いのですが、お歌のうまさがすごくて、あまり歌がお上手なイメージがなかったのですが、高音がとっても綺麗で、美しくて…引き込まれていきました。

可愛い可憐な美しい少女を丁寧に作り上げていて、トヨを一途に思う気持ちもストレートに伝わってきて、だからこそ、流産してからがとても辛く、精神疾患を患いながらも、トヨを思っているというのが苦しかったです。

誕生日にトヨから扇をもらい、舞い方を教えてもらいながらも、「ムズカシイー!!」と言いながらくるくる回る姿がとっても可愛くて、幼くて、無邪気で、可憐な感じのエリスの全てが詰まっていたようでした!

相沢謙吉:帆純まひろ(99期)

今作立ち位置としては2番手格の相沢謙吉を演じたのは、ほってぃ(帆純まひろ)。

2番手格っぽいですけど、1幕はほぼ手紙を読む役という…なんか逆に難しそうでした。

ほってぃといえば、歌声を聞いたのが、カサノバの新公でその後、殉情を見てこんなに歌うまかった!?成長がすごい!!と感じたのですが、今作は、とんでもなくお歌が!!という感想は抱かず、なんだか、安定してきたような感じがしました(上からになっててすみません)

ほのかちゃんが上手すぎて、埋もれてしまっているような…

でも、本当に安定していて、演技も少し余裕を感じているような…落ち着いた芝居で上手でした。

ミリィ:咲乃深音(101期)

みょんちゃん咲乃深音)はパンフで美しい子っていう認識はあったのですが、舞台できちんと見たのは初めてだと思いきや!!うたかたの恋でマリンカを演じていた子か!!

艶っぽく大人っぽく美声を響かせていた子ですね!!

今回も大人っぽく、演技派だなと感じました。

だいや君演じるヨシの彼女ミリィを演じているのですが、お姉さんぽかったです。だいや君とのアッツアツなキスがエロかったです(意訳:とってもよかったです)

最後、死にそうなヨシを心配しつつも、ドイツ語がわからず、意思疎通できない時の表情が悲しくて、辛さがひしひしと伝わってきて、心が痛くなりました。

岩井直孝:泉まいら

泉まいらくん今回初めてきちんと認識した生徒さんです(すみません)

まいら君は今回、豊太郎と同じ、国費留学生で、細菌学を研究しているお役を演じています。

岩井君のお役が本当にいいんです!!!

日本人らしく、常におどおどした役所なんですが、そのおどおどが上手すぎる(笑)

舞姫という少し重たい物語に「笑い」という花を添えてくれました。

太田 清(キヨ):詩希すみれ(103)

豊太郎の妹を演じたのは、103期のすみれちゃん!和服が似合いますね!!可愛い。

妹は基本手紙を読むことが多く、セリフが多く難しかったと思います。

殉情ーほってぃバージョンーでお蘭を演じていた子なんですね!?同一人物とは思えないほど別人でした!色っぽいお蘭も上手く、もっと上級生が演じていると思っていました。

今回は妹役ということで、可愛らしかったです。

滑舌がとても良くて、滑らかてすっごく聞き取りやすい!気持ちも伝わってきました。

すみれちゃんは歌うま枠でもあるようですが、お芝居も上手く、今後実力派として活躍していくのかなと思います!

長くなってしまいましたが、各お役の感想でした!!

最後に雑記−たおしゅん・まるくん・めぐみちやん・るね君−

大河内勲を演じた太凰旬君(102期) 若手スターの一人、たおしゅんですが、今回、目が忙しくあまり見れなかったのが残念です。

もう一人、注目の美空真瑠くん、最後の最後、真瑠君が留学に行く際に一言、豊太郎からもらうところで発見!!可愛いお顔ですよね!?

そろそろ新公で2番手のお役、もしくは主演をしそうだな〜と思いつつも、持ち味がれいちゃんとはかなり異なる気もします…

とにかく今は可愛いって感じ!守ってあげたくなるような少年!笑

そして….107期、舞姫で退団された静乃めぐみちゃん…

うたかたの恋新人公演で、最後の影コーラスをるね君(希蘭るね)君としており、さらに今回の舞台では、るね君と組み、ダンスを踊っていて、可愛いなと思っていたのでびっくりです。

影ソロを聞く限りかなりの歌うまさんになりそうだったので、残念です…これからの日々が幸せであることを祈るばかりです。

最後に希蘭るねくん!今回はセリフもあり、とっても可愛くカッコよかったです。特に船員の衣装がお似合いで!!チェックの帽子かぶっているのもよかったですよね!?いや、スーツ着て踊ってるのもよかったな….!!

鴛鴦歌合戦の新人公演良いお役つくと嬉しいな!と思っています!!

花組「舞姫」素敵な作品を本当にありがとうございました!!!

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